デジカメの新製品を見てきた
先月ぐらいから続いているデジカメの新製品発表に煽られて、今日は久しぶりにヨドバシまで行って、いくつか見てきました。
お目当てだったPowerShot G12は、まだ店頭にありませんでしたが、パンフレットだけもらってきました。見てみると、知らなかった機能が追加されているようです。
- マルチアスペクト
- 電子水準器
- ハイブリッドIS
マルチアスペクトは、GR Digitalとか、他のデジカメではずいぶん前からできるようになっていましたが、Gシリーズでもようやくできるようになりました。4:3、16:9、3:2、1:1、4:5に対応しています。電子水準器も同じくようやくですね。
ハイブリッドISって何?どの辺がハイブリッドなの?と思いましたが、被写体に対して、平行移動するようなブレと、カメラが回転するようなブレを抑えるからハイブリッドなんだそうです。
画素数は前モデルから変わらずで10メガ。ISO感度は100~3200。で、高感度時の画質がかなり向上しているようなので、楽しみです。
ISOダイアルは従来の1段刻みから1/3段刻みに変更されています。
一眼でもないんだから、見づらい光学ファインダーはもういらないので、取ってほしいと思いますが、まだ無くさないんでしょうね。
カタログを見ていて、PowerShotってこんなに機種が多かったのかと驚きました。IXYもあるわけだし、
- Gシリーズ → 高画質!!!
- Sシリーズ → コンパクト!!
- SXシリーズ → 高倍率!
だけでいいんじゃないかと思います。これで十分でしょ。
Gシリーズに瓜二つのニコンのP7000は置いてありました。画質はとても良さそうなんですが、操作がとても微妙でした。そしてカリスマ店員がご登場したので、あまり見れずいじれず。残念でした。
続いて、デジカメだけは頑張っているソニー。α55はものすごく軽くなった感触でした。α550と比較すると、なんと本体だけで150gも軽くなってます。そりゃ軽く感じるはずだ。
ファインダーがEVFになったようで、視野率100%になってます。どうせならもうミラーいらないんじゃないのと考えてしまうのですが。デジタル一眼カメラということで、「レフ」が取っ払われているわけですし。でも、一眼カメラがこの大きさである限りは、当分ファインダーは必要なんでしょうね。手持ちの時には、ほとんどファインダーを見ないし、三脚使う時も見ないし、個人的には全然いらないんですけども。
あとは、もろもろ気になった点。
- HD動画
- GPS
- スイングパノラマ
Gシリーズ以外にはやっぱりついていないISOダイアルが、どうしても付いてほしいです。光の量をコントロールするのがカメラの仕事で、それを決めるための大事なパラメータがすぐに変更できないのは、どうも勝手が悪い。だから絞りかシャッタースピードとISO感度は独立したダイアルを割り当てて欲しいし、G12はまさにそうなっていて、さらに露出補正ダイアルまでちゃんと付いていて、よく考えてあるなぁと思います。
NEX-5も見てきました。ちっこい!でもAPS-Cです。4/3じゃありません。「背景ぼかし」というのがあって、背面のホイールをグルグルすると、くっきりさせたり、ぼかしたりできます。どうやってるんだろう、と思ってよく見てみると、ただの絞りでした。
パンケーキレンズがいっぱい出てくると、すごく魅力的なカメラになりそうな気がします。全く動きが無くなってしまった、パンケーキ大好きなPentaxをHOYAから買収して、たくさんレンズを出して欲しいですね。
ただ、コンパクトにし過ぎて、操作に無理があるのが気になりました。露出制御モードはメニュー画面からだし、ISO設定ももちろんだし、なんでもかんでもメニュー画面から操作することになります。最近はiPhoneばかり触っているせいで、タッチパネルでもないのにおもわずタッチしてました。ということは、ダイアルやホイールをなくすことの代案はタッチパネルなのかもしれませんねぇ。カメラにiOSとかAndroid入んないのかな。