マウスだけは使いやすかったはずのMicrosoftのマウスが、Macで使っているとスクロールですっ飛んだりして、イライラしてきたので、Magic Trackpadを購入しました。Magic Mouseとどっちにするべきか悩んでみたところ、トラックパッドにしてみた理由は次の通り。

トラックパッドが良さそうだった理由

マウスがダメそうだった理由

  • マウスパッドが邪魔
  • KVMでWindows用にマウスが必要だから、マウスが2つもあると邪魔
  • マウスでマルチタッチの操作をするのは、なんだか疲れそう

で、実際に使ってみた感想は、とっても便利!もっと早く使ってれば良かったです。

使用するまでの手順は、シンプルなマニュアルに書いてある通りにやれば、簡単にできました。逆に、これがないと使えるようにならないっていうのは、Apple製品としては珍しいというか。トラックパッドの電源を入れたら使えるようになっていて欲しいです。

  1. OSを10.6.4以降にアップデートする
  2. 「システム環境設定」>「Blutooth」からBluetoothを使用可能にする
  3. 「システム環境設定」>「トラックパッド」>「Bluetoothトラックパッドを設定」
  4. トラックパッドの電源を入れて、トラックパッドを検出する
  5. 「ソフトウェアアップデート」でMagic Trackpad用のソフトウェアをインストールする

手順の最後のMagic Trackpad用のソフトウェアを入れないと、タップしてもクリックできなかったりして、全く使い物にならないので、注意が必要です。

自分の設定はこんな感じ。

一本指の操作

  • タップでクリック
  • ドラッグ

二本指の操作

  • スクロール:慣性あり ←便利!
  • 回転
  • ピンチオープン/クローズ
  • 画面の拡大縮小
  • セカンダリータップ ←右クリックのこと

三本指の操作

  • スワイプで移動 ←便利!

四本指の操作

  • 上下にスワイプでExposeを使用 ←便利!
  • 左右にスワイプでアプリケーションを切り替える ←便利!

ドラッグの方法は、少し慣れが必要なんだと思いますが、要はダブルクリック(というかダブルタップ)して、二回目のタップ時に指を離さずに、そのまま移動してやればOKです。範囲選択に関しても同じく、ダブルタップして、移動します。

二本指の操作は、スクロールとセカンダリータップぐらいしか使ってません。ApertureとiPhotoだと画像の拡大ができないみたいです。iPhotoは'09だからかもしれませんが、Apertureは何とか対応して欲しいところ。スクロールはトラックパッド上のどこでもOKなので、WindowsのノートPCみたいに右端だけでしかスクロールできないなんてことはありません。これ、すごく便利です。もうIdeaPadのトラックパッドを使うとイライラしてきます。

三本指のスワイプは、iPhoneのホーム画面と同じ感覚でブラウザのページを移動できます。Firefoxのアドオンとか、Chromeの拡張機能でしかできなかったことが、アプリケーションを問わず実現できます。これ、ブラウザだけじゃなくて、iTunesのApp Storeなんかでも同じようにスワイプでページ移動ができるんです。これができるだけでも、すでにBack to the Macな気がします。

四本指の操作も便利なもんで、いままではポインタを画面の四隅に持っていかないとできなかったExposeと、command+tabのアプリ切替ができます。トラックパッドにしてから、Exposeの画面コーナーへの機能割り当てを解除しました。Dashboardだけは左下に残ってますけど。

  • 上:デスクトップの表示
  • 下:すべてのウインドウの表示
  • 左右:アプリ切替

これだけ操作がいっぱいあると「覚えられるのかな?」という気がしますが、1日使えばすぐに慣れちゃいますね。かれこれ7、8年の間、マウスでパソコンの操作してきましたが、もうマウス要らないかな、って気になってます。