ホーチミンに来てからの1週間
ホントは6/8に書こうとして書きかけたエントリーだけど、必要な生活用品を買ったり、近所の店をうろちょろしたり、道を覚えたり間違ったり、ちゃんと生活のリズムを作るのに時間がかかってしまって、中々続きを書けなかった。仕事もそれなりに忙しいけど、それはまた別の機会に。
初めての海外暮らし。初めての東南アジア。ベトナム、ホーチミンに来てから2ヶ月以上が過ぎていた。
facebookには、やいのやいの書いていたので、その辺もパクリつつ。自分がどんな事を感じたのか、ちょっとだけメモ書きを残しておこうと思う。
5/29
日本出発
昨年、アメリカ旅行に行った時は深夜まで荷造りしてて、ほぼ寝れずに失敗したので、今回は出発前日までに、ある程度スーツケースに荷物を入れていたけれど、やっぱり当日の夜3時過ぎまで色々やることがあって、またあんまり寝れなかった。まぁ、今回は旅行じゃなくて引っ越しだからねぇ。
5/29の朝に日本を出発して、ようやくホーチミンのタンソンニャット空港に到着したのが現地時間の19時か20時頃だったか。台北経由でベトナムにやってきた。日本発の飛行機も30分ぐらい遅れて、台北発の飛行機も2時間ぐらい遅れて、かなり先行き不安だったが、無事にホーチミンに到着できた(チャイナエアライン大丈夫なのか...)。
機内では、いつ買ったか覚えてないぐらいに積ん読になっていた占星術殺人事件を読んでた。
入国審査
懸念してた空港のチェックインやら入国審査もあっさりしてて、意外とすんなり通過できた。チェックインの時は片道航空券だけどいつ頃戻ってくるか、と聞かれたので、ビザ(3ヶ月マルチのビジネスビザ)が失効する前には帰りの航空券買って帰るよ、って言ったらOKだった。入国審査は、どれくらいの期間滞在すんの?って聞き取りづらい英語(how long do you stayとかなんとか言ってた気がする)で聞かれたので、2、3ヶ月ぐらいって答えたら、それでおしまいだった。
アパート下見から契約まで
空港出口に会社の人が迎えに来てくれていたので、タクシーでホーチミン市内のオフィスまで移動してスーツケースを置いてきた。地球の歩き方にも載っているけれど、外国人向け料金というか、いわゆるぼったくりにあうケースもあるらしい。こちらではMai Linh(マイリン)かVinasun(ビナサン)に乗るのが外国人のマナー(後日、NHK worldでも$24請求されたアイルランド観光客のニュースをやっていた。多分、24,000VND 120円だったんだと思う)。しかし、車体を見るとよく分かるように、Vinasunタクシーの車体はそこら中にへこみ傷やら、ぶつかった後がある。運転マナーもとても悪い上に、運転へたくそである(これはベトナムでは普通)。ホーチミンに来たら、タクシーはMai Linh一択。
不動産屋の方も夜遅くなったのに、待っていてくれて、4つか5つぐらいアパートを見て回った。朝ご飯を作ってくれるところにするか、一番安いところにするか迷ったけれど、一番広くてベランダでタバコが吸えそうだったアパートの4階の部屋に決めた(日本で言うところの5階ですよ)。25m^2らしいけど、実際は数字以上に広く感じる。いや、絶対もっと広いはずだ。東京都内でアパートを借りるより倍ぐらい広いんじゃないかと思う。
ちなみに、5階には405号室や408号室などがある。
日本とは違って、家具や家電製品は一通り揃っている。いい感じの机と椅子があったのが、もう一つの決め手だったりする。家賃は$500だけど、電気代やら、もろもろ込みなので、割とお得なんじゃないかと思ってる。家賃以外に支払いが必要なのは、飲料水代とガス代。飲料水は20Lぐらいのでっかいボトルで25,000VND (130円ぐらい)なので、大した事ないし、ガス代も2-3ヶ月に一回ガスボンベ交換にかかるのが$20-$30ぐらいらしい。光熱費込みでひと月$515ぐらいか。デポジットとして1ヶ月分の家賃が必要で、これは3ヶ月以上経つと契約終了時に戻ってくるようだ。帰る時のチケット代かな。
部屋の照明が一部付かなかったり、Wi-Fiがインタネッツにつながってなかったりした。LANには入れたんだけどね。WAN側が切れていた。というのも、ふつーにルーターの管理画面が見れてしまったので、覗いてみたらWAN側がdisconnectedとかなんとか書いてあったから。こちらでは、これぐらいのセキュリティレベルが普通らしい。大丈夫なのか。。インタネッツできなかったのは、翌日、大家さんに話して解決した。一度部屋を出て戻ってきたら接続できるようになったので、3階にあるルーターを再起動したんじゃないかと思ってる。部屋の照明も翌日にはちゃんと全部付くようになった。
キャバクラ街
アパートはNgo Van Nam St.というキャバクラ街のはずれにあって、スケスケのアオザイを着たびゅーてぃーおねーさんがボリューム感のあるオパ-イをゆっさゆっさしながら道行く人を(ry
うどん
スーツケースをアパートに運び入れてから、えびすといううどん屋さんで晩ご飯。全然水飲んでなかったから、もう喉が渇いてお茶をがぶ飲みしたった。睡眠不足と移動の疲れであんまり覚えてないけど、ふつーのうどんだった気がする。
部屋に戻って、スーツケースから荷物を出した後は爆睡。
5/30
7年ぶりの一人暮らし
翌朝は6時前に目が覚めてしまった。ベトナムは日本から2時間遅れなので、軽く時差ぼけだったんだろうか。
午前中にドンコイ通りの外貨両替のお店でようやくJPYをVNDと交換してきた。この日はレートが良かったらしく、1 円 208 VND。それからベンタイン市場まで買い物に行ってみた。最近では週末になると、このベンタイン市場まで食材を買いに行ってる。
この日の夜は会社の人の家でフエ料理というのを食べた。マンゴスチンという果物からまんまとハズレを引き当てて、中から白い何かの幼虫がわっさわっさ(ry
桃みたいな味で、とても美味しいらしいんだが。
5/31
Parksonというデパートの中にあるスーパーと、Thuong Xa Taxという国営百貨店に行って、食器やら日用品の買い出し。1メガドン(5千円)消費。
6/1
昨日に続いて買い出し。400キロドン(2千円)消費。
朝は裏通りでバインミーを買ってきたりして。
お昼はデパ地下のレストランで海鮮焼きそば。
夜はインスタントフォー(なんと4,800ドン)を作った。VINA ACECOOKとパッケージに書いてあった。日本のエースコックよねきっと。
6/2
日曜日だったのでバインミー屋さんお休みだった。朝ご飯を探しにうろちょろしてたら教会のベルの音が聞こえてきた。そういえば、この辺にはサイゴン大教会があったはず。
Somewhere closer I can hear the wedding bell
It's a fine day I am wearing a blue shirt like the sky
でおなじみの、エルレのあの曲みたいな感じ。
教会の前でウェディングドレス姿の花嫁さんと、旦那さんが写真撮影してもらっているところだった。
えーのー。
炊飯器とドライヤーが欲しかったので、ベンタイン市場近くにあるNguyen Kimというヨドバシ的なお店に行ってきた。ベトナム語しか通じないとどこかのブログで見たけど、その通りだった。がしかし、ドヤ顔で英語しゃべったった。
店員さんの慌てっぷりが面白くて、
「おい、どうする。外国人来たぜ。お前対応しろよ。」
「やだよ。お前が話しかけられたんだろ。」
「まじかよ。英語全然わかんねーよ。」
みたいな会話をしてた(ように見えた)。
一応クレジットカードで支払い出来たものの、肝心の商品が見当たらない。レジのおねーちゃんから青と赤の明細を受け取った後、身振り手振りで「あっちで商品もらって!」みたいな感じだったから、あっちに行ってみると、どうも炊飯器の箱が無くなったので、別の箱でもいいか、と聞かれているらしかった。まぁいいかと思ってOK、といった。
店員さんがさらに別のところに移動していったので、付いて行ってみると、英語の話せるおねーちゃんが登場した。どう見ても店員じゃなくてキャンギャルなんだが。。 で結局、このおねーちゃんが言うには、炊飯器とドライヤーは1階で受け取って欲しいということだった。で、そのときに青い紙と交換してほしいと。
炊飯器とドライヤーを買って6800円。安っ。
6/3
初出勤。オフィスの場所が分からず、朝はギリギリ遅刻したった。そんな感じでホーチミンでの仕事が始まった。
その後
前職を辞めた後、知人の会社を手伝っていたはずが、どうやら無職だったことが発覚し、無報酬の期間が続いたため貯金がほとんど無くなってしまった。そのため、ホーチミンでも仕事したり、仕事したりと全然遊びに行けていないし、あまりお金を使うわけにもいかない。自炊してる一番の理由はこれ。
現在は毎月ちゃんと給与がもらえる会社なので、それなりに貯蓄額が増えつつあり、末期的な財政状況は脱したと言ってもいい。
生活
新興国らしく、生活費は安い。家賃は$500だが、その他の生活費を含めても、一ヶ月7〜8万円程度で済んでいる。もっと安い家賃のアパートに引っ越せば、一ヶ月5〜6万円で全然生活出来てしまう。今のアパートはそれなりに気に入っているので、全然引っ越すつもりないけど。
来月あたりはどこかに遊びに行きたいなぁ、と考えているところだが、その前に日本に一時帰国して、実家に置きっぱなしにしたデジタル一眼やら、荷物を取ってきたい。10月か11月は、他の東南アジアの国に行ってみたいなぁ。