1-5 Trac+Subversionのインストール
ようやく、EclipseでPython開発ができるようになった。しかし、このままだと、バージョン管理が全く出来ていないことになる。会社ではVisualStudioなので、VSSしか使わないが、Eclipseなので、Subversionを導入したい。さらに、会社での仕事具合によっては、家でEclipseを起動することもなく、久しぶりに立ち上げたときに、何をやっていたのかを完全に忘れることになるので、これもなんとかしたい。MS Projectを使うのもアホらしいし、付箋紙だとちょっと頼りない感じなので、Tracを使うことにする。
Tracについて
TracについてはITproに記事が出ていたので、熟読する。日本語用にTrac-jaというパッケージがまとまっているらしい。インタアクト社の人に感謝。
本題:Tracのインストール
事前準備
Tracをインストールする前に、入れておくソフトがいくつかあるので、まずはこいつらをインストールする。インストール先はUbuntu 9.04 Server。
ソフト バージョン
Python 2.4以上 setuptools 0.6b1以上 PySQLite 1.x以上 Pygments 0.6以上 Genshi 0.5以上
Ubuntu Serverをセットアップするときに、オプションのパッケージを何も選ばなかったので、Apacheすら入っていない。TracはWebアプリなので、当然webサーバーぐらいは必要。SVNのリポジトリもWebブラウザで見れるようにしたいので、
- Apache
- mod_python
- libapache2-svn
も上のコマンドで、一緒にインストールしておく。
Trac-jaのインストール
zipファイルを持ってきて、インストーラを実行するだけで完了する。
インストール確認は
プラグインのインストール
- AccountManagerPlugin
- IniAdminPlugin
で済むはずなんだけど、utf-8関連でエラーになる箇所があるので、ソースを取ってきて、修正してからインストールしないといけない。
Digest認証の設定
Subversionリポジトリを登録してみる
Trac Environmentを用意する
trac.iniに追記
Tracへログイン
Tracの初期設定
[Accounts]-[Users]
ユーザーの追加
[チケットシステム]-[チケット分類]
- 作業(task)
- 障害(defect)
- 要望(enhancement)
[チケットシステム]-[優先度]
優先度はPriorityなのでPn
- P1:最優先
- P2:優先
- P3:普通
- P4:低い
- P5:最も低い
[チケットシステム]-[重要度]
重要度はSeverityなのでSn
- S1:致命的
- S2:重大
- S3:普通
- S4:軽微
- S5:些細
優先度と重要度はもっと具体的な名称にしておかないと、運用できない気がする。もっといえば、フェーズごとに変わる気がしてきた。