Mac 10.8 Mountain Lionで作るPHPの開発環境2 MySQL
たとえコタツで丸くなったとしても仕事が出来る~~エンジニア~~エンジニャーなりたい。北村聡士 @satooshi_jp です。
MySQLとWorkbenchの組み合わせがいいと思うんだよ
今回はMySQLをインストールして、管理ツールであるMySQL Workbenchから接続できるようにします。
MySQLのGUI管理ツールはphpMyAdminが有名ですが、Oracleによる買収以前からMySQLからWorkbenchがリリースされています。他のRDBMSにも対応した管理ツールはありますが、使いません。ちなみにWorkbenchはWindows/Mac/Linuxで使えます。
まずはインストーラのダウンロード
MySQLはHomebrewでもインストール可能ですが、Mac用のインストーラが出てるものは、それを使った方が良いだろうということで、Download MySQL Community Serverのページからmysql-5.5.28-osx10.6-x86_64.dmgをダウンロードします。Mac OSX 10.8でも10.6用のインストーラでOKです。
クリック!クリック!クリック!
dmgファイルをダブルクリックするとディスクイメージがマウントされます。その中にあるmysql-5.5.28-osx10.6-x86_64.pkgがインストーラです。実行すると、後はクリックしていけばインストール完了です。Mac OSX 10.8からはインターネットからダウンロードしたアプリケーションやインストーラを勝手にインストール出来ないようになっています。コンテキストメニューを開いてから、controlキーを押しながら「開く」をクリックしないとインストール出来ないので気をつけてね。
システム環境設定から起動・停止したり自動起動登録もできるように
ディスクイメージ内には他にも
- MySQL.prefPane - システム環境設定からMySQLの起動・停止できるようにする
- MySQLStartupItem.pkg - Mac起動時にMySQLを起動する
が入ってます。これもついでにインストールします。
パスの設定
/usr/local/mysql(mysql-5.5.28-osx10.6-x86_64へのシンボリックリンク)にインストールされるので、/usr/local/mysql/binにパスを通しておきます。
.bashrcを読み込む設定になっていない場合は.bash_profileを作成しておきましょう。
設定ファイルを/etc/my.cnfに配置
Mac用のインストーラだとMySQLの設定ファイルであるmy.cnfをコピーしてくれないので、コピーしておきます。これをやっておかないと、Workbenchがうまく使えません。テンプレートとなるcnfファイルは/usr/local/mysql/support-filesにあるので、好きなものを/etc/my.cnfにコピーしてください。ここではmy-large.cnfを使います。
MySQLを起動してみる
システム環境設定を起動してMySQLのパネルを開くといいと思います。起動したり、停止したりできます。
rootのパスワードを設定するぞ
インストール直後の状態だと、rootのパスワードが設定されていないので、設定しておきます。SQLでもできますが、mysqladminというコマンドでも設定できます。
ちゃんと接続できるのか?ドキドキだなおい
さて、準備は整ったので、MySQLへの接続を確認しておきます。ここでダメだったら、何かが足りてません。mysqlコマンドで確認します。
MySQL Workbenchはどこにいった?
まだインストールしてませんでしたね。Download MySQL Workbenchのページからmysql-workbench-gpl-5.2.44-osx-i686.dmgをダウンロードします。これはdmgファイルの中にあるMySQLWorkbenchがアプリケーション本体なので、Applicationsフォルダにコピーします。これでおしまい。
次は何する?
次回はHomebrewのインストールをします。