今まではUbuntu9.04で開発環境を構築したけど、9.10がリリースされて、ちょっと使ってみたところ、9.04よりも動作が速かったので、9.10に移行することにした。そのときのメモ。9.10を標準でインストールすると、rpmとかyumは入っていないので、なるべく使わないようにする。

インストールするもの

構成としては、9.04と同じだが、eclipse3.5を試してみようかと思ったので、3.4→3.5に変更した。日本語化パックもBabel言語パックに変更している。必要なパッケージは以下の通り。

  • eclipse 3.5 Galileo
  • JDK または JRE(eclipse実行用)
  • Babel Language Packs(eclipse日本語化Language Pack)
  • PyDev(Python開発環境)
  • Aptana(Webアプリ開発環境)
  • Mylyn(Tracプラグイン)
  • Subversive(Subversionプラグイン)

JDKのインストール

Ubuntu 9.10は9.04と同様に、Javaのランタイムエンジンは標準でインストールされない。Synapticから簡単にインストールできるし、apt-getでもすぐにインストールできる。こういうパッケージ管理ソフトは、どうもバグがあったりして急に落ちることがあるので、なるべくコマンドを実行した方がいいと思う。JDK関連でインストールするものは、以下の通り。

  • sun-java6-bin
  • sun-java6-demo
  • sun-java6-doc
  • sun-java6-javadb
  • sun-java6-jdk
  • sun-java6-jre
  • sun-java6-source
sudo apt-get install sun-java6-bin sun-java6-demo sun-java6-doc sun-java6-javadb -sun-java6-jdk sun-java6-jre sun-java6-source

sun-java6-docのインストール時に妙なエラーが出て、インストールができなかったけど、ランタイムはインストールできているので、良しとする。

eclipse 3.5 Galileoのインストール

3.4の時とやることは全く同じ。ダウンロードしたファイルを解凍して、好きなところに置いておく。

Babel Language Packsのインストール

以前に3.4をインストールしたときには気づいていなかったけど、日本語化パックの他にも、Babel言語パックというのがあって、そこでもローカライズリソースが提供されているようだ。今回はこれを使ってみることにする。

PyDev、Aptanaのインストール

前回と同様なので、同じことをやってみると、Aptanaのインストール後に、せっかく日本語化したメニューがすべて英語に戻ってしまった。おぅぅ。せっかくやってみたものの、やっぱり3.4を使うことにする。

その他、気づいたこと

eclipse 3.5の問題なのか、Ubuntu 9.10の問題かは分からないけど、プラグイン追加時に出てくるウインドウのボタンがクリックしても反応しなかった。クリックすると、フォーカスが当たってアクティブになるんだけど、なぜかクリックイベントがうまく発生していないようだ。フォーカスが当たっている状態でEnterキーを押すとちゃんと動くんだけどね。

後は、Ubuntu 9.04の時に発生していたマウスホイールがぶっ飛ぶ現象が解消されていた。ありがたいことです。